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カフェ開業するまえに準備しておきたい6つのこと

カフェを開業する前に、これだけはしておいて欲しい6つのことをご紹介します。

1. クレジットカードを取得しておくべき

今更クレジットカード?と思われるかもしれませんが、OLやサラリーマンの時には簡単に審査が通っていたものが、自営業者になるととたんに審査に通りにくくなります。

開業したばかりの自営業者は信用と実績が全くない状態ですので、一定の給料を毎月もらっている雇われ人と違って、収入の保証がない為、信用が非常に低くなります。

しかし、カフェを開業後には、ちょっとした買い物・仕入れで、インターネット経由でクレジットカード決済をする機会が多くなると思いますので、クレジットカードの所有は必須だと言えます。

審査に通りやすいので、サラリーマン時代にクレジットカードの申し込みをしておきましょう。(少なくとも2〜3枚程度所有しておくと安心です。)

もちろん、審査の厳しくないカード会社もありますが、その場合当初のショッピング枠やキャッシング枠が非常に低くなる傾向がありますので、仕入れ等に使用するにはつかいにくいカードになるかもしれません。

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2. 半年以上の生活費・生活資金を準備しておくべき

カフェを開業して、すぐにたくさんのお客さまが来てくれて、売上がいっぱい上がる、なんてことは非常にまれでしょう。

大手のフランチャイズチェーンをオープンする場合、ブランド力/信用力があり、知名度もあるので、開店時から、沢山のお客様に来店いただけると思います。

しかしフランチャイズではなく、自分の独自のカフェをオープンする場合は、信用力・ブランド力はありませんので、開業時の集客はそれほど簡単ではありません。

オープン直後は賑わうかもしれませんが、それ以降は客足が遠のくのが普通です

個店のカフェが、開業直後から売上/利益が確保でき、オーナーが自ら給料を受け取ることができるほど利益を確保できるのは、大変難しいと考えておいたほうがよいでしょう。

実際には、カフェを開業して、1ヵ月、3ヵ月、半年と経過することで、だんだんと、リピーターが増えて、お店の売上が伸びて、自分の給料を受け取ることができるようになってくると思います。

そのような安定収入を得るための時期についてですが、開業後から3〜6ヵ月はみておいたほうがよいでしょう。
多くの飲食店を見てきましたが、開業後半年ともたない飲食店が非常に多いです。
ですので、その半年は生活費として収入を受け取ることが難しいということになります。

もし、売上が少ない時期の生活費を準備していなければ、資金不足に陥り、最悪の場合は、開業後半年以内に、閉店せざるをえなくなります。

そのような最悪の結果にならないよう、お店の売上が少なくても、自分自身の生活に困らないように、開業前に、最低でも半年以上の生活費を準備しておくのが望ましいのです。できれば、1年分くらい確保しておけばもっと安心です。

自分自身の生活費を準備しておくことで、自分の給料はなくても、お店さえ回せることができたらなんとかなり、と思えればお金の心配/不安が和らぎますし、本業に集中することができます。

3. 住宅ローンはサラリーマン時代に組んでおくべき

1で説明したカードと同じように、自営業者は、住宅ローンを借りるのがとても難しいといえるでしょう。

カフェを開業するような自営業者が、住宅ローン審査に通り、住宅ローンを借りるためには、原則、過去3年間、お店が黒字であり続けなければなりません。つまり、創業後、3年間は、住宅ローンを借りることができない、また、それ以降も、黒字でなければ、住宅ローンを借りることができないということになります。

よくあるパターンで、経営者の給料を極端に低く設定して黒字化している自営業者さんがいます。それは、自分の生活費などを経費で計上したりして税金をごまかしているということが考えられますが、その場合も住宅ローンの審査は通りにくくなります。

ですので、マンション・一軒家を購入する予定で、住宅ローンを借りたいと思っているなら、サラリーマン時代に住宅ローンは借りておくことをオススメします。

ただし、住宅ローンを借りるということは、数千万円以上の借金を背負ってしまうことになります。

カフェを開業して、お店の借金に加えて、住宅ローンも抱えるとなるとかなりの負担になることは目に見えています。

開業を控えているのであれば、家を建てる・購入することは慎重になったほうがよいでしょうね。

4. とにかく学ぶべき

実際にカフェの開業準備を実際に始めると、慌ただしく時間が過ぎてしまいます。
また、カフェを開業した後では、日々の営業で更に忙しくなってしまいます。

ですので、比較的、時間も気持ちも余裕のある開業前に、たくさんのカフェに通って、他のよいところをどんどん吸収しましょう。

ランチのメニュー、ドリンクメニューなどをチェックして、参考になることはメモをして、たくさんの良い点を吸収するようにしてください。

一人よがりのお店にしないためにも、成功している喫茶店から、たくさんの良い点を吸収することは成功確率を高めるためにとても重要ですので、ぜひ、時間のあるときに、たくさんの喫茶店に行って、学ぶようにしましょう。

繁盛店だけでなく、あまり流行っていないカフェに行くのも勉強になります。
何が良くなくて流行っていないのか、自分ならこうして売上を上げると、シュミレーションすることもできますよね。

5. 強い精神を鍛えておくべき

カフェのような自営業はサラリーマンと違い、毎月、確実に収入があるというわけではありません。

極端に言えば、会社を休んでも有給という形で収入が入ってくるサラリーマン時代と違って、自ら働かなければお金ははいってきません。従業員にすべて任せてオーナーとして自らなにもしない、という形もありますが、それでも仕入れ、人事、お金のことなど、お店の重要な決定事項に関しては、あなた自身が働かなくてはどうにもならないでしょう。

多くのオーナーはお金についての悩みに負けてしまい、眠れない日々を過ごしてしまいます。オーナーの気持ちが暗くて、後ろ向きなことばかり考えていて、お店が流行るわけではありません。

そうならないためにも、何事にも負けない精神をOL・サラリーマン時代に身につけておくことをオススメします。

具体的には、あえて、自分が嫌だと思うことにチャレンジをしたり、ちょっときつい運動をしたり、マラソンに挑戦したり、精神的に負荷をかけて、それらに耐えること、また、楽しみながら取り組めるようにトレーニングをしておくと良いでしょう。

また、座禅や深呼吸、ヨガ、その他、プロスポーツ選手が行っているメンタルトレーニングなどをし、できるかぎり、「陰」ではなく、「陽」な状態で過ごせるような自分を作っておくことをオススメします。

精神論なんて関係ないでしょ・・・

とおっしゃる方がいらっしゃいますが、そういう方に限って、精神力が弱く、批判するばかりで行動ができなかったり、すぐに挫折したりして、諦めてしまいがちです。

カフェを経営するのはあなたのです。あなたが諦めてしまったらおしまいなのです。

ビジネスでの「諦め」=「廃業」になってしまいます。

そうならないためにも、生活の半分以上を「積極的&プラスのことを考えられる」状態を作ってから、創業をしていただきたいです。
これができているだけで、成功率はかなり高まります!

6. 健康な体をつくるべき

当たり前ですが、何事も体が資本です。

カフェを開業したはいいが、オーナーは病気で休みがち、

という場合、そのお店は、数ヶ月ももたないでしょう。

自分が休んでも、アルバイトが働くから大丈夫・・・

というのは理想ですが、当初からアルバイトスタッフのみで、質の高いサービスを提供することは難しいでしょう。

マニュアル化ができている、フランチャイズ店ならともかく、いきなり「オーナーが休んで、アルバイトだけで運営する」というお店が生き残れるわけがありません。

「経営者は健康であること。」

もし、OL/サラリーマン時代に、持病があったり、病気で休む機会が多い場合、喫茶店のオーナーはやらないほうが良いでしょう。
有給がもらえるサラリーマンと違い、カフェのオーナーがお店を休んでしまったらその日の収入はゼロです。

カフェのオーナーとして、成功するためには、面倒だと思っても、開業前から、健康な体作りをするように心がけましょう。

定期的な運動・暴飲暴食の禁止・バランスの良い食事・睡眠時間の確保など、健康的な生活習慣をしっかりと行っておくと良いでしょう。


 

飲食店は開業して10年後も続いているお店は「たったの10%」しかないと言われています。

つまり、9割のお店は、残念ですが10年以内に廃業しているということです。

そんなことにならないために、たくさんのお客さまに来店していただき、何十年も経営できるように、ぜひ、事前に万端な準備しておきましょう。

 


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